新型コロナ 6,114円のマスクを買った

世の中、いつでも「賢い奴が勝つ」のであって
私がバカだっただけのことである。

何のことかというと、マスクの話。

昨今の新型肺炎騒動。
（※後に「新型コロナウイルス感染症」と呼ばれる）
令和2年（2020年）1月30日に慌てた時には
もう店頭にマスクは売られていなかった。

ネットで検索したら・・・え？　何？
このベラボーな価格は！

その中で、こんなマスクがあった。


見たことのない品物だが、一見、まともそう。
税込6,114円。


た、高い！
きっと元値の5倍はしてるだろうな。
でも、もう、何でもいい。
2箱、買った。



きょう、品物が届いて、
左上の文字に気づいて、初めて
「え？　これ、マ●●●キ●●のマスク？」
と気づいた。
どこかの医薬品メーカーのものだと思いこんでいたからだ。

オンラインストアで検索したら・・・

税込609円。

10倍以上の高値の商品をつかんだのだ。


が、売った業者を責めるのは筋違いだろう。
自由経済の中で、商品をいくらで売るかは
売り手の自由なのだから。

買ったのは、私だ。
6,114円は高いと思っていたし、
別に、脇腹にナイフをつきつけられて
「買え！」
と命令されたわけではない。

ちゃんと速攻で品物を送ってきただけ
まだマシかもしれない。


それにしても、
SARSの時も大パニックだったけど
あの時でも、お徳用マスクは
1枚50円程度だった気がする。

いま、ネットを見ると
もう50枚が10,000円に迫る勢いだ。
6,114円で買えただけ
まだマシかもしれない。

おそらく、2月の半ばには
マスクは再び
市場にあふれかえっているだろう。
日本の物づくりの力をなめんなよ！である。

もう5年もして
今年を振り返った時、
「2020年・・・東京オリンピック、
　それと、新型肺炎が流行って、
　マスクを10倍の高値で買った年だなあ」
と思い出すことだろう。

【追伸】
東京オリンピックは2020年3月に1年延期が決定、
2021年7月23日から開催されました。

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