東京オリンピック 開会式の印象

評判が悪い？ようだが、
私個人としては、
東京オリンピックの開会式は良かったと思う。

無観客で、大半の人が
TV鑑賞するのを見越して作られたのが
「迫力のなさ」と映るのかもしれないが
それはそれで、端正で落ち着いたイメージだった。

いくつか、順不同で書いてみよう。

MISIAの国歌斉唱
アカペラでなく伴奏が入っていたせいもあるが
重厚で、見事な歌唱だった。
衣装も「かき氷」みたいで
あのレインボーカラーはLGBTを支持する色だという。

「あいうえお順」だった選手入場
海外の人にとっては、
どの順で入ってくるか分かりにくかったのでは？
「イギリス」が「英国」で「え」だったのは笑った。
また入場音楽がゲーム音楽だったそうで、
まあ、華やかで軽快で良かったかも。

ピクトグラムの50変化
「欽ちゃんの仮装大賞」という意見もあったがwww
5分ほどの間に、様々なポーズを見せて
言葉がなくてもよくわかる世界を構築してくれた。

ドローンが描くエンブレムと地球
1,824台のドローンショーはギネス級だとか。
いやー、よくぶつからずに飛ぶもんだねえ。

橋本聖子9分、バッハ会長13分、天皇陛下13秒
それぞれの挨拶の時間。
天皇陛下は
「私はここに第32回オリンピアードを記念する東京大会の開会を宣言します」
とおっしゃり、コロナ禍の折、あえて
英語「celebrating」の訳を変えられた。

市川海老蔵の歌舞伎「暫（しばらく）」
私は全然歌舞伎はわからないが、疫病退散がテーマなんだそうで、
このコロナ禍にふさわしい演目だったらしい。
また伴奏の上原ひろみさんって、
世界的に有名なジャズピアニストだそうで
知ってる人には、目が飛び出るほどのコラボだったようだ。

大坂なおみの最終聖火ランナー
知名度、テニス界における実績、ハーフという国際性、
そして自身の強いメッセージ性を鑑みると
ベストの人選だったと思う。
個人的には、長嶋茂雄・王貞治・松井秀喜のパートは
長嶋氏の歩く姿が痛々しくて、カットしてほしかった。
また、東京地区での最終ランナーが中村勘九郎だったが
一昨年の大河ドラマ「いだてん」から抜け出てきたようで
「いだてん」ファンは大喜びだっただろう。

その他、ジョン・レノンの「イマジン」や
クイーンの「手をとりあって」が流れたり
フィギュアスケーターの荒川静香がコントに出たり、と
こまごまとした見どころは色々あった。

また追記しよう。

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