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フィギュアスケート・羽生結弦選手がプロ転向 [芸能・音楽・スポーツの話題]

2022年(令和4年)7月19日という日付も
時にふれ思い出すだろう。
フィギュアスケート・男子シングルの羽生結弦選手(27歳)が引退、
いや「プロ転向」を公表した。

羽生選手の言うとおり、
アマチュアからプロへの転向は「前進」であろう。
特に彼は、震災直後から
平昌五輪後はプロに転向して、お金を稼いで
故郷の復興に一役買いたいと言っていたから
その夢への大きな一歩である。
皆の者、ことほげ、騒げ!である。

にもかかわらず、
我々は一抹の寂しさから逃れることができない。

「プロ」の意味が、
フィギュアスケートと、野球・テニスでは全く違うからだ。




野球でもテニスでも
あるいは囲碁や将棋でも
「プロ」はアマチュアより遥かに高い技術が求められる。
記録もそうだ。

対して
フィギュアスケートは、プロになったら
そこで技術革新は終わり、だ。
もう二度と、採点されることはない。

男子でこそ、アイスショーでも4回転を跳んでいるが
特に女子は、トリプルアクセルも3回転ー3回転も
ショーで跳ぶことはない。

あれほど勝負への執念を燃やしていた羽生結弦選手、
プロへ行っても4回転への挑戦は続けると言っているが
採点者がいない場所で、いくら跳んでも
公認されることはない。

また、これは私が深読みしすぎだと思うが
今シーズンは男子は、
4回転アクセルを跳んでくる選手が出てくると思う。
アメリカのイリア・マニリン選手(17歳)が
ほぼ完ぺきに跳んでいる動画を公開している。

マニリン選手の4A動画はこちら

羽生結弦は引退することで、
この「下界」のジャンプ競争から降りたのではなかろうか?
「世界で最初に公式戦で4Aを認定された選手」
の肩書は永遠に保証されたのだから。

最後に
なぜか、この曲が頭から離れないので聞いてほしい。
何となく、「羽生引退」を聞いた時のみんなの心境に近くないか?

ハイ・ファイ・セット「Good-bye school days」


タグ:羽生結弦
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