エリザベス女王と、わが母

エリザベス女王が死去して、
長男・チャールズ皇太子が、新国王・チャールズ3世として即位した。
その長男・ウイリアム王子が、新・皇太子となった。

母がわかっているのは、ここまでである。

このたびの国葬報道では、
ウイリアム皇太子の弟・ヘンリーとメーガンの言動も注目を集めたが
どうも、この二人の関係がわかっていないようだ。

すなわち、ヘンリーを「チャールズ国王の弟」だと思っている。

つまり、
「チャールズ皇太子」という旧・情報と
「ヘンリーは皇太子の弟」という新・情報がミックスされて
「チャールズの弟」説が出来上がったようだ。

母は決して認知症ではないのだが
時々、こうした「とんちんかん」を起こす。

カミラ王妃のことは
「あの、いやな女の人やろ？」
と、これまた旧・情報だが
関係（チャールズ国王の妻）はわかっているようだ。

キャサリン皇太子妃のことは
一度も口にしないから、
これ（ウイリアム皇太子の妻）はわかっていないのだろう。

まあ、80代も半ばになれば
「エリザベス女王が亡くなった」だけで
情報としては十分なのだろう。

ちなみに、天皇皇后両陛下が国葬に出られたことは
かなりはっきりわかっていて
（「雅子さまは前日のレセプションは欠席やて」など）
ま、日本人高齢女性としては
これで十分ではあるのだった。