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遅ればせながら 小澤征爾さん死去 [芸能・音楽・スポーツの話題]

これこそ、もうすっかり書くのを忘れていたが、
2024年(令和6年)2月6日、指揮者・小澤征爾さんが亡くなった。88歳だった。
詳しい業績は各自で検索すること。
思いつくままに、つらつら書く。

私と世界のオザワの接点はただ一つ、
誕生日(9月1日)が一緒、なのだ。
「わたし、小澤征爾さんと誕生日が一緒なんです」
きゃー、かっこいいでしょう♪

新潮文庫「ボクの音楽武者修行」は読んだ。
昭和55年(1980年)初版だから、すっごく古いw
しかも、弟から借りて読んだ。
この頃の小澤さんの破天荒ぶりは、夢を捕まえるための凄いパワーで溢れていて
今の若い人にも読んでもらいたい作品だと断言する。

話はまた飛ぶが、小説「MAN, WOMAN AND CHILD」。
エリック・シーガル原作で邦題は「愛の7日間」、映画化もされた。
その中で、主人公は妻が働いていてくれたおかげで
「such luxuries as season tickets to the Symphony」
(ボストン・シンフォニーの通しチケットを買えるくらいの贅沢)
ができるのだ、という一節が心に残った。

バッグを買ったり、おいしいものを食べたり、ではない
「贅沢」のレベルの高さ。
まだ学生だった私は
「自分がお金を稼いだ時、
 オーケストラの定期演奏会を聴きに行くような
 『贅沢』ができる人間になっているだろうか」
と思ったのを覚えている。

ボストン・シンフォニーの音楽監督は、もちろん小澤征爾さん。

最晩年はもう、ヨタヨタしながら指揮をなさっていて
見ている私は辛かったが
ご当人は本望だったのだろう。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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