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さくら花幾春かけて老いゆかん [映画・TV・美術・文学の話題]

浅学にて、「さくら」の歌といえば

「ひさかたの ひかりのどけき はるのひに~」

「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
くらいしか知らなかった。

今年は、ひとつ新しい歌を覚えた。

さくら花
幾春かけて老いゆかん
身に水滴の音ひびくなり
(馬場あき子「桜花伝承」昭和52年 牧羊社)

これ、結構、衝撃だった。
だって、花も老いる、って。
その視点は、なかった。

自然界は変わらない、
変わっていくのは人の世だ
といいうのは、結構普遍的な考えだと思っていた。
「国破れて山河あり」とも言うし。

この歌に関しては、
ご本人がかなり詳しく書いておられるので
そちらを参照されたし。
「歌林の会」さくやこの花(35)



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コメント 1

hiroko

私の長姉(92歳)は一人暮らしで頑張っているのですが、
馬場あき子さんは現役でご活躍で、凄いですね。
      
by hiroko (2024-04-21 22:54) 

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