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彼女は無罪放免 [肺ガンだった父の話題]

トヨタ自動車の役員だったアメリカ人女性が
日本では自由に扱えない薬を、こっそり輸入して
逮捕されていたのだが、不起訴になった。

オキシコドン。
錠剤名:オキシコンチン、顆粒はオキノーム。
4年前に、父が死の間際まで飲み続けた
医療用麻薬だ。
日本では取扱いに厳しい規制がある。

この薬、アメリカでは処方箋さえあれば
簡単に手に入るらしい。
ネットで見ると、抜歯の後の痛み止めに出してもらったとか
本当に「バファリン」感覚のようだ。

おそらく、ジェリー・ハンプ元常務も
そうだったのだろう。
そして、日本では手に入りにくいことも
知っていたのだろう。
でないと、ネックレスの箱の底に
こっそり隠して持ち込むか?
かなり悪質だと思うけどな、私は。
超・厳密にいえば、「麻薬の密輸」でしょう?

まったくの不起訴というのは、
なんとなく、腑に落ちない。
どこかから、何かの力が動いたのかなーと
考えてしまう。

いずれにせよ、父がガン闘病の末期に
命を削って飲んだ薬が
外国では、軽い痛みどめにも使われていたというのは
何だか、とても不思議で不可解な感じだ。

7月8日は、父の命日。
気が付けば、もう過ぎてしまった。


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「たま駅長」死す [肺ガンだった父の話題]

和歌山電鉄貴志川線の「たま駅長」が
22日に急逝したことが25日に報じられ、
28日に社葬が営まれた。

このネコをみていると、亡き父を思い出す。
2010年、「たま」が「執行役員」に就任いたという
ニュースを聞いて、父が怒鳴ったことを。

「アホぬかせ、役員は役員登記が要るんや、
 ネコが登記できるかっ!」

いやあ、日本中の人がそう思ったと思うけど
執行役員はなんと、
役員登記なしに就任できるのであった。

父は残念なことに、
勤めていた会社で役員になることができなかった。
それだけに、「ネコが役員就任」というニュースに
過剰に反応したのだろう。
その気持ちがなんとなく、わかる。

父が生きていたなら、
この「たま駅長、死す」というニュースに
なんとコメントしただろうか。

たま、16歳。
人間なら、80歳ほどだったという。
父と同い年だった。


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「余命3ヶ月」・・・父の場合 [肺ガンだった父の話題]

ジャニーズの大野智クン主演のドラマ
「今日の日はさようなら」
を観ていて、
もう、涙、涙。

2年1ヶ月前に亡くなった父を思い出す。
抗がん剤治療、余命告知、
ああ、そんなことがあったと。

ただ、余命告知だけが違っていた。
「余命3ヶ月」

父は、余命3ヶ月をすっとばして、
7月4日に「余命1ヶ月」と言われ、
1ヶ月どころか、7月8日にこの世を去った。
最後の生活など、なかった。

本当に、あっと言う間だった。

このドラマのように、生きる(死ぬ)のが良かったけど
それは叶わぬ望みだった。

まあ、人間、いろいろな生き方がありますよね。
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時給36,000円のお仕事 [肺ガンだった父の話題]

お盆に来ていただくお坊様の読経は短いと
それは、あらかじめ聞いていた。
10分程度で終わって、
お茶だけ飲んだら、速攻でお帰りになると。

「本日11時前後に伺います」
とのことだったが
11時30分を過ぎてもお見えにならない。
(あれー、遅いなあ)
と思っていたら、ピンポンピンポンとベルが鳴り
玄関ドアを開けるのももどかしいように
お坊様が急ぎ足で入ってこられ
私たちが座る前にもう読経が始まった。

読経後、お茶を一口だけ飲んで、
お帰りになったのは、11時40分。

さすがに、母と顔を見合わせた。
「早かったね」
「本当に…(読経は)5分だったねえ!」

続きは、こちらから


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今年も「六道まいり」 [肺ガンだった父の話題]

0000_dummy.jpg
アップするのが遅れたが、
今年も、9日に京都市東山区の六道珍皇寺へ
お盆の前の「六道まいり」に行ってきた。
昨年のお参りのドタバタぶりはこちら

高野槙であるが、
昨年は、寺で入手できず困ったので
今年は、予め買って持っていった。
地元のフラワーショップで、1本290円の激安品である。
(普通は350-400円、寺で買う「純正品」は550円)
ここまで安いと、さすがに根元がちょっと曲がってた[わーい(嬉しい顔)]

  浅学な私は知らなかったが、
  高野槙は秋篠宮家の悠仁さまのお印である。

  (参考画像)(参考画像)

鐘をつくまでの待ち時間が長い(20-30分)ので
あらかじめ読む本を持って行った。
が、待つ道は暗くて、電子書籍リーダーが見えない[ふらふら]
仕方なく、iphone5で読書した。
うー、スマホを持っていて良かった。

しかし、この「六道参り」はいい。
夜に鐘をつき、水塔婆を濡らして
先祖の霊を持ち帰るという風習だけど
あの独特な雰囲気がいかにも「霊界!」って感じで
エキゾチックというか、オカルトというか。

時間があるなら、また来年も行こう。
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父の命日の過ごし方 [肺ガンだった父の話題]

今日は父の命日。
しみじみと、2年前の
あの日のことが思い出される…

なんて感傷に浸る時間もなく
押し寄せて来る仕事!!

あー、今日も忙しい。
さて、今日は何時に帰れるかな?

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三回忌 [肺ガンだった父の話題]

今日(もう昨日か)は、父の三回忌。
本当に近い身内だけで、小ぢんまりと行った。
もうすぐ、丸2年経つのか。

早いもんだな。

でも、いまだに正座に慣れなくて…
読経が終わってすぐ、
お坊様にお茶を出そうと思うのだけど
足が痺れて、立てない。
仕方なく、座敷の中を膝行していって
台所へ向かうというていたらく。

人間、なかなか進歩しませんわ☆


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父の心臓は「右脚ブロック」 [肺ガンだった父の話題]

先週のNHK「総合診療医ドクターG」で
心電図と心臓の血液の流れについて
右脚(うきゃく)ブロック
という単語が出てきた。

私は初耳だったので、
「へー、
 こんな変わった心電図を描く
 心臓の動きがあるんだねぇ」
と、傍らにいた母につぶやいたら、
母は
「お父さんも、右脚ブロックだったよ」
と言った。

えええー、それこそ初耳!

続きは、こちらから


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東京スカイツリー開業1周年と、父 [肺ガンだった父の話題]

今日(2013年5月22日)は東京スカイツリーが開業して1年だ。

  22日午前に発表された
  東京スカイツリーの1年の来場者数は、
  およそ638万人と、640万人の目標には
  一歩及ばなかったが、
  商業施設「東京ソラマチ」を合わせると、
  およそ5,080万人となり、
  東京ディズニーリゾートの倍近い数字となっている。
  この予想以上の人気で、
  経営母体の東武鉄道では、
  2012年度純利益が、およそ8割増えた。
  (同日のFNNニュースより)

東京スカイツリーというと、父を思い出す。
今から約2年前、
2011年6月7日に、私はこんな記事を書いていた。
父との短い会話である。

  TVでは、
  東京スカイツリーの開業日が決まったニュースをやっている。

  「開業はいつなんや?」
  「5月22日だって」
  「え? 5月?」
  「ああ、来年の5月22日よ、お父さん」
  「そうか、来年か…。
   わしは残念ながら、もう、この世にはおらんだろうな」

この言葉どおり、
父は、この会話からわずか1ヵ月後の
2011年7月8日に、この世を去った。
東京スカイツリーの完成を見ることはなかった。
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叔母への挽歌 [肺ガンだった父の話題]

先週、叔母が亡くなった。
還暦を迎えたばかりの若さだった。

2011年3月、子宮がんの転移がわかったとき、
親戚知人との接触を一切断ち、
同年7月の私の父の通夜葬儀にも出なかった。
この2年間、会ったのは
父の四十九日前の弔問のときだけだった。

「元気な人を見るのが辛いから」
そう言っていたと従妹から聞かされた。

気持ちはわかる。
そう思いつつ
面会を一切拒む叔母の豹変を
残念に、淋しく思う私たちがいたのも事実だ。
  

続きは、こちらから


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