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映画「決算!忠臣蔵」予算内で討入り決行?! [映画・TV・美術・文学の話題]

昨年末に観たが、面白かった。
「忠義」とか「武士の一分」とか
ぜーんぶ、「お金」に集約しちゃって、
ある意味、すごく現実的な討入りだった。

サブタイトルをつけるなら、
「経理部員、必見」である。
いつの世も、
無茶な夢を支えるのは、地道な経理マンなのよ!

脚本・監督:中村義洋
主演(大石内蔵助):堤真一

吉良上野介は本作には出てきません。
討入りシーンもありません。
それだけでも、これがどんな毛色のドラマか、わかるよね。

ちなみに、私は、
赤穂藩が「江戸での消防担当」だったのを
全く知らなかった。
あの討入り装束、「消防隊の衣装」だったのか!

で、何でまた
そんな衣装で討入りを?というと
「お揃いのユニフォームを誂えるお金を節約した」
という・・・マジっすか?!

みたいな、お金の小ネタを積み重ねつつ
それでも討入りする怨念を描いていて
私は個人的には、とても面白かった。

なお私は
忠臣蔵をまったく知らないので
原作を読んでもチンプンカンプンだった。

たいてい「原作の方が面白い」となる中で
「映画で(ビジュアルで)見た方が面白い」という
稀有な例であります。

TV放映になれば、ぜひ。
★★★★



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