持続化給付金の不正に思う

世間では
「持続化給付金」
の不正受給が後をたたないようだが
ひっかかっているのは、たいてい
経験の浅い社会人や大学生だ。

しみじみと
「無知は悪だ」
と思う。

たとえ、どんな甘言を
（「返済不要のお金がもらえるよ」とか）
ささやかれたとしても
虚偽の確定申告書を作って、
それに自分のハンコを押すなんて、
ちょっと考えれば
「不正」だとわかるだろうに。

どうして、わからないんだろう？
名作コミック「ホットロード」の
この名言を思い出す。



この不正行為が怖いのは、
それを代行してやってくれた人が
手数料をもらうだけで「セーフ」、
給付金をもらった人が「アウト」になるところだ。

代行してくれた人が
「××さんが作ってくれと言われたから作った」
と言われたら、貰った人に全責任、だもんね。

かわいそうな気もするが
そそのかされて申請してしまった人たちは、
お金を返すのはもちろん、
少し、お灸をすえられた方が
いいような気もする。

また、経産省のチェックが甘いから
このような事案が起きたのだ、
という意見もあるが、
それは当たり前である。

今、困っている人たちのために
ざわとチェックをユルユルにして
給付を迅速化しているのだ。

それを逆手にとった不正、
どこか、Go To eatの不正と
一脈通じる「意地汚さ」を感じる。
日本も落ちたものだ・・・。

タグ：持続化給付金 不正受給