SSブログ

上皇后さまの読書と「柿の種」 [政治・経済・時事ネタ]

10月20日の上皇后さまのお誕生日に際して
ご近況が発表された。
その中に
「寺田寅彦の『柿の種』を(上皇さまとご一緒に)お読みになっている」
という記述があった。
(詳しくはこちら

浅学なもので、私は読んだことがない。
で、「青空文庫」でさっそくダウンロードして
読んでみることにした。
無料で読めるんですよ、便利な時代になったねえ。

さっと読んだところ、寺田の雑感といった書だが、
その中の一節にこんなのがあった。

20211103_terada.jpg

何か、とても意味深長な文章だと思った。


お孫さんは、とうとう
みなの反対を押し切って結婚してしまった。

そして、結婚してわずか3日で
夫君の司法試験不合格が判明。

200人に一人の給付奨学金をもらって
何とかコンテストで優勝した人が
あっさり、落ちたって?!

彼の出身大学の新規卒業生で
落ちたのは彼だけ、って本当?!

確か、日本政府がわざわざ法改正して
外国で1年実務経験を積めば
日本の弁護士資格が取れるとか
そんな改正をしなかったっけ?
だから、合格は必須条件・・・

さあ、夫君は、ここからが踏ん張りどころである。

人間は、柿の種ではない。
どこに打ち捨てられようが、たとえ渋柿の種であろうが、
何としても生えねばならぬ。

彼にその根性があるか。

結婚した以上、大まけにまけて
もう親のことは言うまい。
しかし、ご本人のことは一生言い続けるよ。

「愛している」というなら、その証に
再チャレンジを勝ち抜いてもらいたい。



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。