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俵万智さんの歌(2) 「ツイッター」への挽歌 [映画・TV・美術・文学の話題]

最近の俵万智さんの歌で
世間をうならせたのは、この2首。

以下、スポニチアネックスの記事より。

2023/7/26 16:14(最終更新 7/26 16:14) 328文字
記事配信

歌人・俵万智さん(60)が24日に自身の「X」(前ツイッター)を更新。
社名変更を発表したツイッターを詠んだ短歌で、ネットをうならせた。

俵さんは以下の2首を投稿。
「言の葉を ついと咥(くわ)えて 飛んでゆく 小さき青き鳥を忘れず」
「このままで いいのに異論は 届かない マスクの下に唇をかむ」
そして「寂しいね…」と率直な思いをつづった。

ネット上では
「これがプロか…」
「完璧すぎる…」
「ついと=ツイート、青い鳥 異論=イーロン マスク 上手いこと織り込んで詠まはりましたな」
「素敵な歌をありがとうございます」
「なんて美しくてせつない言葉」
「皆が思っていることを全て歌の中に入れてるのはさすがというか、座布団10枚」
といったコメントが寄せられていた。

いや、完璧。
「マスク」という単語が特に。
まだマスクをしている、つまり
現在の「コロナがやっと終息しつつある」時勢を映すと同時に
イーロン・マスク氏のことも暗示している。

この歌を読むたび、
ああ、あの頃はちょうど「マスクの境目」だったということも思い出させる。

小さき青き鳥、もいいなあ。
確かに「ツイート(つぶやく)」という単語には
小鳥のようなイメージがあるもんね。
実際には、日本だけでも4,500万人のユーザーがおり
「巨鳥」なシステムなのだが。

「X」(前ツイッター)の記述が示すとおり
いまだに「X」には慣れない。
会社としては
「グローバルなサービスには、Xの名称がふさわしい」
てなことが理由らしいが、
「ロミオとジュリエット」のジュリエットのように
「名前が何だというの」
と言いそうだ。



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