大阪都構想はこうして消えた？

大阪維新の会の宿願であった
「大阪都構想」は
昨日（2020年11月1日）の住民投票の末、
賛成675,829票、反対692,996票という
僅差で再び否決された。

選挙前は「今回は賛成多数」と言われていただけに
推進派（賛成派）は無念だろう。

私は、この結果は
自民党が打った、このバナーが
超・秀逸だったからと思っている。



私は大阪市民ではないが、これをみて
「え？　大阪市がなくなるの？！」
と思った。

うまい、実にうまい。

職場では
私「大阪市って、なくなるの？！」
職場の男子「なくなりますね、大阪都になるから」
なんてことを言っていた。

私「まあ、でもうちはいいわよね。
　　北区だから、住所は変わらないし」
職場の男子「いや、大阪都北区になりますよ」
私「じゃあ、名刺も社封筒も作り直し？」
職場の男子「ホームページも、会社案内パンフレットも、です」
私「えええーっ！　手間やんか！　反対する！」
（アホ）

もちろん、京都府民の私に
投票権はないのだが。

それでも
「大阪市がなくなる」
というインパクトはすごかった。

大阪市民なら、
もっと衝撃だったのではあるまいか。

いま、このコロナ禍で
どう動くかわからない「大阪都」に
運命を託す気にはなれない、
「大阪市」のままでいい、
そう思った人々は
想像以上に多かったのだと思う。

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