「キボリノコンノ展」へ行ってきた [映画・TV・美術・文学の話題]
2023年11月4日(土)、
大阪の大丸梅田店13階特設会場で開催している
「キボリノコンノ展」を観てきた。
木彫りの素朴な作品が
ツヤツヤと、まるでニスを塗ったように輝く、
その不思議な作品は
ネットで見たことがある人も多いだろう。
いや、実に面白い体験だった。
実体験というのは、おおむね
本やCDを超えるものだ。
画集で見る絵より、展覧会で見る実物の絵、
CDで聴く曲より、実際のコンサートで聴く生演奏、
後者の方が印象に残るのが当然だ。
大阪の大丸梅田店13階特設会場で開催している
「キボリノコンノ展」を観てきた。
木彫りの素朴な作品が
ツヤツヤと、まるでニスを塗ったように輝く、
その不思議な作品は
ネットで見たことがある人も多いだろう。
いや、実に面白い体験だった。
実体験というのは、おおむね
本やCDを超えるものだ。
画集で見る絵より、展覧会で見る実物の絵、
CDで聴く曲より、実際のコンサートで聴く生演奏、
後者の方が印象に残るのが当然だ。
ところが、今回の展覧会は違った。
「へー、こんな木っ端があんな見事な作品に化けるとは」
という感じなのだ。
たとえば、「シガール」。
ヨックモックの有名な菓子だが、
近くでアップで撮った実物の作品はこちら。
横の袋にご注目。
誰がどこからみても「木彫り」だよね。
これが展示されると、こうなる。
不思議ですよねえ、袋がつやつやと輝いて見えるんですよ。
こちらの「海苔」に至っては、
「木彫り」に見える写真すら撮れなかった。
近くで見ると、ただの木彫りの海苔なのに
写真に写すと、どう見ても「透明な袋」に見える!
キボリノコンノ氏も、そのへんの「いかがわしさ」は
十分に意識しておられるようで
こんな「表と裏」の作品も並んでいた。
今にもあんこが香りそうな、たい焼き♪
裏は、こちら。
わざと、裏が見えるように展示してあった。
また、「ありえない」をこういう風にひねったか!
と思わせたのが、この「のびール」。
(画像の一部を加工しています)
実物では絶対に作らない長く伸びた「シガール」を
あえて木彫りで作り、「のびール」なるネーミングまでつける、
それが、彼を単なる「木彫り作家」にしておかない
一面を示していると思った。
今まででお気づきのように、会場は撮影OK。
うーん、写真を見直して
自分の撮影技術の拙さにガックリし、
「もう一度、実物を見たい」と改めて思わせる面白い展示会だった。
ヨックモックの有名な菓子だが、
近くでアップで撮った実物の作品はこちら。
横の袋にご注目。
誰がどこからみても「木彫り」だよね。
これが展示されると、こうなる。
不思議ですよねえ、袋がつやつやと輝いて見えるんですよ。
こちらの「海苔」に至っては、
「木彫り」に見える写真すら撮れなかった。
近くで見ると、ただの木彫りの海苔なのに
写真に写すと、どう見ても「透明な袋」に見える!
キボリノコンノ氏も、そのへんの「いかがわしさ」は
十分に意識しておられるようで
こんな「表と裏」の作品も並んでいた。
今にもあんこが香りそうな、たい焼き♪
裏は、こちら。
わざと、裏が見えるように展示してあった。
また、「ありえない」をこういう風にひねったか!
と思わせたのが、この「のびール」。
(画像の一部を加工しています)
実物では絶対に作らない長く伸びた「シガール」を
あえて木彫りで作り、「のびール」なるネーミングまでつける、
それが、彼を単なる「木彫り作家」にしておかない
一面を示していると思った。
今まででお気づきのように、会場は撮影OK。
うーん、写真を見直して
自分の撮影技術の拙さにガックリし、
「もう一度、実物を見たい」と改めて思わせる面白い展示会だった。
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